令和3年4月25日 第38回定期演奏会
 ミュージカル「星の王子さま」脚本・作曲メモ

 原作は仏文学独特の終わり方をします。王子の自殺に多くの人々が胸を痛めたのではないでしょうか。
 今回の舞台では、飛行中に行方不明となった原作者サン=テグジュペリが図書館の司書となり、現代の少女達を本の世界の中に誘います。
 彼女たちは「目撃者」として王子の旅を見守る中で大胆な行動にでます。「目に見えにくい大切なもの」を守るために必要なものは何か?。「個人の努力だけでは届かない願い」を実現するためには、多くの人々との絆と目標を共有する気持ちが必要です。
 コロナ禍は大変不幸な事態ですが、地球規模で共に苦難を乗り越えて行こうという大きな意識が生まれた事は、価値ある人類の進化かもしれません。
 舞台のフィナーレは、コロナ後の新しい世界を羽ばたきたいとの願いをこめています。